「ホームページ」タスクのポイント
まずは、「ホームページ」タスクの全体像をざっと理解したいです。
はい、分かりました。
「ホームページ」タスクの全体的なポイントをシンプルにまとめましたので、理解しておきましょう。
What? (何を) | ホームページの制作 |
When? (いつ) | 銀行口座開設の申請前までに実施 |
Who? (誰が) | 「各自で作業(自製)」 又は 「専門業者(ホームページ制作事業者 など)へ委託(外注)」 |
How? (方法) | 自製のケース:HP作成ツールの利用手順に沿って制作 外注のケース:「クラウドソーシングサイトの活用」 や 「HP制作会社への直接的な委託」 など |
How long? (期間) | 自製のケース:数時間~数日(※1) 外注のケース:数日~数週間(※2) |
How much? (費用) | 自製のケース:無料~数千円(月額)(※1) 外注のケース:数十万~数百万円(※2) |
(※1)制作ツールや制作精度などによって変動する。別途、有料デザインテンプレートの購入費用や、サーバー/ドメイン取得費用などが生じる。
(※2)委託先や制作難易度などによって変動する。
「ホームページ」タスク記事のまとめ
これから、「ホームページ」タスクに関する手順などを説明します。
結論をまずは知りたい方のために、記事内容を簡潔にまとめます。
よろしくお願いいたします。
- 事前理解
(1)ホームページの必要性
・起業時に会社ホームページを準備することで、「長期的な集客力向上」、「信頼性向上」といった効果がある。
・また、事業用銀行口座開設の際に、会社ホームページを通じて事業実態な内容等が確認されるケースがあるため、銀行口座開設申請までにホームページを作成することが望まれる。
(2)ホームページとサーバー、ドメインとの関係性
・ホームページ制作のためには、”土地”として機能する「サーバー」、”住所”として機能する「ドメイン」、”家”として機能する「ホームページ」の3点が必要であり、それぞれが連携して機能する。 - 事前準備
(1)サーバー、ドメイン、メールアドレスの準備
・”土地”として機能する「サーバー」と、”住所”として機能する「ドメイン」を準備する必要がある。
・また、ホームページに掲載する問い合わせ先「メールアドレス」も準備する必要がある。
(2)事業用電話の準備
・ホームページに掲載する問い合わせ先電話番号を準備する必要がある。
(3)会社ロゴの準備
・ホームページにおいて会社の顔となる会社ロゴを準備する必要がある。 - 領域専門家
・ホームページ制作事業者 - 利用サービス
・自製のケース:ホームページ制作ツールの活用
・外注のケース:「クラウドソーシングサイトの活用」 や 「ホームページ制作事業者への直接的な委託」 - 作業手順
Step 1(サービスツールの選定)【20分程】
(1)ホームページ制作ツールを選択
Step 2(サービスプランの選択)【20分程】
(1)有料/無料プランなどのサービスプランの選択
Step 3(ホームページの作成)【数時間~数日】
(1)デザインテンプレートの選択
(2)ホームページの制作
(3)ホームページの公開
なるほどです…
私はもう少し詳細に教えて欲しいので、解説をお願いします。
「ホームページ」タスクの事前理解
ホームページの必要性
そもそもホームページはなぜ必要なのでしょうか?
起業時におけるホームページの必要性について、以下でご紹介しますのでご確認ください。
① 長期的な集客力向上
・独立後の集客方法としては、まずは知人や同業者からの紹介で案件を獲得することが多い。
・一方で、知人や同業者から継続的に案件を紹介してもらえるという保証はなく、案件受注ルートを自ら確立することが、長期かつ継続的な事業運営の観点では重要。
・この点、ホームページを準備することで、24時間365日、自社ビジネスを発信することができ、Web広告など、オンラインを活用したさまざまな手段での集客を実現できる。
② 信頼性向上
・国民の多くがインターネットを利用する現代社会では、ホームページがないというだけで、「この会社は取引を行うに足りる信頼ある会社なのだろうか?」などの悪い印象を与えかねない。
③ 銀行口座開設時審査
・銀行口座開設時に、事業内容確認のために会社ホームページの確認が実施されることがあり、法人口座開設前までにはホームページを制作しておくことが望ましい。
サーバー、ドメインとの関係性
ホームページ、サーバー、ドメインの関係性について教えてください。
以下に、図解と共に、ポイントをまとめましたのでご確認ください。
・ホームページ構築のためには、「サーバー契約」「ドメイン取得」「ホームページ作成」の3点が必要。
・ホームページが “家” だとすれば、ドメインは “住所” で、サーバーは “土地” に例えることができる。
「ホームページ」タスクの事前準備
「ホームページ」タスクの事前準備は何が必要ですか?
「ホームページ」タスクの事前準備として、以下が必要です。
- サーバー、ドメイン、メールアドレスの準備
- 事業用電話の準備
- 会社ロゴの準備
各項目について、以下で解説します。
サーバー、ドメイン、メールアドレスの準備
ホームページを運営するためには、まずサーバー契約とドメイン取得が必要となります。
また、問い合わせ対応のためのメールアドレスも取得しましょう。
詳細は、以下の記事をご参考にしてください。
事業用電話の取得
メールアドレスと同様に、問い合わせ先として、事業用電話番号も準備しておきましょう。
詳細は、以下の記事をご参考にしてください。
会社ロゴの準備
なお、ホームページに「会社ロゴ」を挿入して会社の顔として機能させるケースが多いため、会社ロゴもしっかり準備しておきましょう。
詳細は、以下の記事をご参考にしてください。
なかなか準備するものが多そうですが、よく理解できました!
ホームページ制作会社へ依頼を実施
ホームページ制作を外注する場合には、一般的には、どのような専門家に依頼しますか?
予算感なども考慮しながら、個人のフリーランサーや組織的に事業を行うホームページ制作会社などに委託します。
・ホームページ制作事業者
無料又は格安で自分でホームページ制作を行うことも可能
「ホームページ」タスクを実施するために参考となるサービスを教えてください。
以下にまとめましたので、ご確認ください。
利用サービス(自製のケース)
ホームページ制作を自製する場合には、どのようなサービスが利用されることが多いですか?
一般的には、ワードプレスを活用される方が多く、全ウェブサイトのうち40%以上がワードプレスを利用していると言われています。
一方、手軽に簡単にHPを作成したい方については、ペライチなど民間事業者が提供するサービスを利用する方法があります。
外部リンク先(ワードプレス日本語サイト)
外部リンク先(その他のサイト)
(商品/サービス概要)
・ペライチは、インターネットに不慣れな方でも、カンタンに、素早くホームページの作成、更新できるようサービス設計されており、特に初心者向けのツール。
利用サービス(外注のケース)
次に、外注のケースです。
外注の場合には、一般的に、「クラウドソーシングサイトを活用するケース」と「ホームページ制作会社へ直接外注するケース」の2つの方法が考えられます。
<1.クラウドソーシングサイトの活用>
・クラウドワークス、ランサーズ、ココナラなどのクラウドワーキングサイトを経由して依頼するケース。
<2. ホームページ制作会社へ直接委託>
・評判の良いホームページ制作会社や知り合いの紹介など、特定の会社へ直接委託するケース。
ちなみに、どのようなクラウドワーキングサイトがありますか?
代表的なクラウドワーキングサイトを以下にまとめましたのでご確認ください。
外部リンク先(クラウドワーキングサイト)
・エンジニア・デザイナー・ライターを中心に 仕事の種類は200種類以上。
・会員登録と発注手数料が一切無料でノーリスク。業界No.1のユーザー数443万人、全国72万社がクラウドワークスを選択。
作業手順
さて、本題となりますが、 「ホームページ」タスクを自製する場合の作業について教えてください。
「ホームページ」タスクの作業手順概略は以下の通りです。
作業手順概略
(1)ホームページ制作ツールを選択
(1)有料/無料プランなどのサービスプランの選択
(1)デザインテンプレートの選択
(2)ホームページ制作
(3)ホームページ公開
作業手順説明
Step 1(サービスツールの選定)
まずは利用ツールですが、どのような観点で選択すべきですか?
自身でホームページを作成するには大きく分けて2つのパターンがあり、自身に合ったツールを選択してください。
「1. 高度で自由度の高いホームページ」
「2. 初心者でも簡単に作成できるホームページ」
<1. 高度で自由度の高い制作ツール>
・必要に応じ、HTMLやCSSなどのプログラミングスキルも駆使しなが自由度の高いホームページを作成可能なツール
<2. 初心者でも簡単に作成できる制作ツール>
・プログラミングスキル不要で、ウェブ上で感覚的に、初心者でも簡単にホームページを作成可能なツール
自社商品の情報発信、自社のブランディング向上を目的としてビジュアル面でも機能面でも高度なシステムとしたい場合には、「1. 高度で自由度の高い制作ツール」を選択する方がよいです。
一方で、信頼度向上や認知度向上のためにまずは手軽に準備したいであれば「2. 初心者でも簡単に作成できる制作ツール」を選択することをおすすめします。
ちなみに、上記でおすすめされた、「ワードプレス」、「ペライチ」、「Jimdo」、「Wix」といったサービスは、いずれも、「2. 初心者でも簡単に作成できる制作ツール」に該当しますか?
基本的にはご認識の通りです。
ちなみに、ワードプレスについては、プラグイン機能などを用いてプログラミング知識不要で作成も可能ですが、デザイン等見た目の変更など、多少のプログラミング知識が必要なケースもあるため、「1. 高度で自由度の高い制作ツール」の性質も有しているサービスとなります。
外部リンク先(ワードプレス日本語サイト)
外部リンク先(その他のサイト)
(商品/サービス概要)
・ペライチは、インターネットに不慣れな方でも、カンタンに、素早くホームページの作成、更新できるようサービス設計されており、特に初心者向けのツール。
Step 2(サービスプランの選択)
続いて、サービスプランの選択です。
サービスプランについては、有料プランや無料プランなど、機能やデータ容量などによって異なります。
ご自身のサービス内容に合ったプランを利用しましょう。
プラン選定の際のアドバイスはありますか?
創業当初は、固定費マネジメントをしっかりと行い事業を行うことが重要ですので、必要最低限のプランをまずは選択し、必要に応じてプランのアップグレードを検討しましょう。
分かりました!
Step 3(ホームページの作成)
最後に、ホームページ制作に関してです。
(1)デザインテンプレートの選択
基本的には、デザインテンプレートの選択からスタートします。
例えば、ワードプレスを一から独自でカスタマイズする場合、コードの理解などが難しく、一般の方は、ほぼ途中で挫折してしまうと思います。
そこで、ワードプレスでは、”テーマ”と呼ばれるデザインテンプレートが準備されており、その他のHP制作ツールでも、豊富なデザインテンプレートが用意されています。
まずは、デザインテンプレートの中から、ご自身の事業内容や有料/無料などの費用感の観点で選択しましょう。
(2)ホームページの制作
デザインテンプレートを選択したら、ホームページの制作に取り掛かります。
各制作ツールの利用マニュアルを確認したり、インターネット上で多くのブロガーがツールの使い方に関する情報発信を行っていますので、分からないことがあれば検索して調べてみましょう。
ちなみに、ホームページ制作にはどのくらいの時間がかかりますか?
ワードプレスを活用して、そこそこしっかりしたホームページを作ろうと思えば、少なくても数日は要すると思います。
一方で、ペライチなどのツールを活用してシンプルなホームページを制作する場合には、数時間で完成する場合もあります。
(3)ホームページの公開
最後に、ホームページ制作が完了しましたら、公開しましょう!
おわりに
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「ホームページ」を制作するために、「サーバーやドメイン」を事前に取得しましょう。
また、問い合わせ対応のために「メールアドレス」や「事業用電話」を取得することや、ホームページの顔となる「会社ロゴ」も制作することをお忘れなく!
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