「消耗品 備品」タスクのポイント
まずは、「消耗品/備品」タスクの全体像をざっと理解したいです。
はい、分かりました。
「消耗品/備品」タスクの全体的なポイントを、シンプルに以下の通りまとめましたので、理解しておきましょう。
What? (何を) | 消耗品/備品の購入 |
When? (いつ) | 営業開始まで |
Who? (誰が) | 各自で業者より購入(自製) |
How? (方法) | 消耗品/備品販売業者サイト等より購入 |
How long? (期間) | 作業時間:数時間(※1) |
How much? (費用) | 数千円~数十万円(※1) |
(※1)オフィスワーク事業を前提に、必要な備品や消耗品を一式揃えた場合の合計金額や作業時間。
「消耗品 備品」タスク記事のまとめ
これから、「消耗品/備品」タスクに関する手続きなどを説明します。
結論をまずは知りたい方のために、記事内容を簡潔にまとめます。
よろしくお願いいたします。
- 事前理解
(1)一般的に必要な「消耗品/備品」例
・オフィスワーク事業では、一般的に以下に記載したような消耗品/備品が必要となる。
<① 通信環境>
– PC、スマホ、Wi-Fi、モニター など
<② オフィス家具備品>
– デスク、チェア、ホワイトボード など
<③ 事務用品>
– シュレッダー、印鑑、ペン、ホッチキス、クリアファイル、コピー用紙 など
(2)「消耗品」と「備品」の違い
・消耗品は、「金額が10万円未満、もしくは、使用可能期間が1年未満のもの」
・備品は、「金額が10万円以上かつ使用可能年数が1年以上のもの」
(3)「創立費/開業費」との関連性
・事業用に購入した消耗品/備品の多くは、創立費/開業費として計上可能。 - 事前準備
(1)創立費/開業費集計シート等の準備【10分程】 - 領域専門家
・なし - 利用サービス
・消耗品/備品販売業者サービス - 作業手順
Step 1(必要な消耗品/備品のリストアップ)【30分程】
(1)各自の事業内容等を考慮し、必要な消耗品/備品をリストアップ
Step 2(商品購入)【数時間】
(1)最低限必要な消耗品/備品を購入(高額商品は、その必要性を十分に考慮した上で購入)
Step 3(記帳)【10分程】
(1)創立費/開業費として記帳
なるほどです…
私はもう少し詳細に教えて欲しいので、解説をお願いします。
「消耗品 備品」タスクの事前理解
まずは、起業にあたってどのような消耗品/備品が必要かについて、教えてください。
起業にあたって必要な消耗品や備品は、各自が実施する事業内容によって大きく異なります。
例えば、飲食店の場合には、冷蔵庫や食器類などの什器が必要ですが、在宅ワークなどではそういった大きな投資は必要ありません。
以下では、オフィスワークを中心とした事業で必要な消耗品/備品について説明したいと思います。
一般的に必要な「消耗品 備品」例
・オフィスワーク事業では、一般的に以下の消耗品/備品が必要となる。
<① 通信環境>
- PC、スマホ、Wi-Fi、モニター、プリンター/コピー機 など
<② オフィス家具備品>
- デスク、チェア、ホワイトボード など
<③ 事務用品>
- シュレッダー、印鑑、ペン、ホッチキス、クリアファイル、コピー用紙、封筒、プリンターインク など
自分でも必要な消耗品/備品をリストアップしてみます。
なお、営業までに購入した消耗品/備品の多くは、経費として計上することができます。
「消耗品」と「備品」の違い
次に、「消耗品」と「備品」の違いを教えて頂けないでしょうか?
消耗品は、「金額が10万円未満、もしくは、使用可能期間が1年未満のもの」、備品は、「金額が10万円以上かつ使用可能年数が1年以上のもの」と理解しておき、両者を区分しましょう。
なるほどです!
「創立費 開業費」との関連性
・事業用に購入した消耗品/備品の多くは、創立費/開業費として計上可。
創業費/開業費について知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
「消耗品 備品」タスクの事前準備
「消耗品/備品」タスクの事前準備には何が必要ですか?
「消耗品/備品」タスクでは、以下が必要です。
- 創立費/開業費集計シート等の準備
以下で解説します。
「創立費開業費 集計シート」等の準備
事業用に購入した消耗品/備品の多くは、創立費/開業費として計上できます。よって、経費を集計するための準備をしておきましょう。
・事業用に購入した消耗品/備品を集計するために、「エクセルテンプレート」や「会計システム」の準備を行う。
内容は、以下の記事をご確認ください。
「消耗品 備品」タスクは各自で実施
「消耗品/備品」タスクでは、一般的に、自分で業者に依頼しますよね?
はい、各自で外部業者から購入することになります。
・なし
100円ショップや格安通販ショップから利用開始
どのようなサービスを利用するとよいでしょうか?
特に消耗品については、まずはコスト重視の観点から、ASKULなどの通販サイトや、100円ショップや文具屋などへ店舗来店して購入するとよいでしょう。また、プリンターインクについては、「互換インク」を利用される方も多い印象です。
オフィス備品/消耗品
(商品/サービス概要)
・100円ショップがお送りする快適生活情報サイト 『公式通販ダイソーネットストア』が2021年よりオープン。
・新商品、続々入荷中。毎月ダイソーならではの新商品が続々と登場。
プリンターインク
(商品/サービス概要)
・インクカートリッジ、トナーカートリッジの専門通販サイト。
・最新インク型番からメーカ生産終了型番まで業界No.1の品揃え。
・ 高品質で低価格な互換インク、リサイクルインクを当日配送。(地域により異なる)
・印刷ランニングコストでお悩みの方、会社の経費の削減をお考えの方におすすめ。
プリンターインクですが、互換インクとはどういったものでしょうか?
以下に内容をまとめましたので、ご確認をお願いします。
互換インクについて
・起業後に意外と嵩む費用が、プリンターのインク代。
・互換インクは品質面でも純正インクと遜色がないものも多く、特にコスト面では、純正インクと互換インクの販売価格は数倍違うことから、継続するとプリンターインクコストに大きな差が出てきてしまう。
ちなみに、互換インクを利用する際に留意すべき点は何ですか?
互換インクを利用した場合にプリンター本体に故障が出た場合には補償対象外となるケースがある点です。
・購入した互換インクを使用し、プリンタ本体が故障した場合に、互換インクを購入した業者よりプリンタ本体への保証が行われるか(ダブル保証)の確認を行うこと。
「消耗品 備品」タスクの作業手順
さて、本題となりますが、 「消耗品/備品」タスクの作業について教えてください。
以下に作業手順概略をまとめましたので、ご確認ください。
作業手順概略
(1)各自の事業内容等に考慮し、必要な消耗品/備品をリストアップ
(1)最低限必要な消耗品/備品を購入(高額商品は、その必要性を十分に考慮した上で購入)
(1)創立費/開業費として記帳
作業手順説明
Step 1(必要な消耗品/備品のリストアップ)
まずは必要な消耗品をリストアップしましょう。
スマホのメモ機能にまとめるなど、リストアップの仕方は自由です。
Step 2(商品購入)
商品購入の際のコツはありますか?
商品については、まずは最低限必要な商品に限定して取り揃えることをおすすめします。
日常生活で引っ越しした際にも、「とりあえず100均で生活必需品を揃えよう」といった気持ちと同じ感じで大丈夫です。
・事業資金には限りがあるため、まずは、最低限必要な商品に絞り、取揃えること。
Step 3(記帳)
営業前に購入した消耗品/備品の多くは、創立費/開業費として経費計上することができます。
おわりに
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「消耗品/備品」タスクが終わりましたら、「創立費/開業費」タスクでしっかりと記帳を行いましょう。
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